大きい生徒達が卒業してゆき、小さい生徒さんがあまり入って来なくなり、教室の生徒数はかなり少なくなってしまいました。
「25回目という大きな節目にもかかわらず、もう発表会は出来そうにないかな?」と、気持ちも落ち込んでいたのですが、
声楽のK先生に「兎に角続けるように!」と励まされ、開催することになりました。
前半はピアノソロ、後半は声楽と、講師のピアノ演奏でした。
トリはOGのSさんの演奏でグラナドスの「演奏会用アレグロ」で締めました。
2010年3月28日の発表会です。
オープニングでは、
シューマンの「僕の美しい星」
オペラ「カルメン」より
セギディリャ“ を歌いました。
フィナーレではモーツアルトのオペラ「魔笛」より <二重唱>
「パ、パ、パ、パ、パパゲーナ」を生徒と一緒に歌いました。
彼はその後、東京芸大(バリトン)に進学しました。
オープニングは 私のピアノソロ
ドビュッシー作曲「映像」第1集より
「 水の反映 」で始まり、
フィナーレはOG、Tさんのの
「メフィスト・ワルツ」(リスト)
の演奏で締めくくりました。
プログラムは小さい子から大きい子までのソロや、朗読付の曲、連弾、ビオラ・トランペット・チェロ・バリトン独唱・ソプラノ独唱などのアンサンブル等、多岐にわたり、盛会のうちに幕を下しました。
コンサートの後はホテルでお祝いのパーティーを開きました。
みんな大きくなり、長年続けているので、ピアノもかなり上達しました。そろそろ当教室を卒業する時期が近づいてきています。
ピアノを通して生徒達と共に歩んでまいり早20年余りの歳月が流れました。
多くの出会いと別れの中で、子供達は私の心の中に、かけがえのない贈り物と、思い出を沢山残していってくれました。
今現在、私とピアノを学んでいる子供達がこの日を迎え、巣立っていったOB・OG講師の人達が、コンサートに花を添えてくれました。
私はオープニングで、ドヴォルザークの「ジプシーの歌」より、
私の歌が鳴り響く愛の賛歌“ わが母の教え給えし歌“の2曲と、
貴志康一の「かごかき」を歌いました。
( 死期が迫っている故郷の母を思い、私の声が母のところまで届くようにとの思いで、心を込めて歌いました。)
金沢でピアノ教室を始めて10数年が経ちました。
生徒達も少しづつ育ってきて、ピティナや他のコンクールにも毎年入賞できるようになりました。
私自身も播本先生のご指導の下、研鑽を重ね、石川県ピアノ協会のコンサートに出演したり、ピティナの指導者検定の「中級」を取得したりして勉強を重ねてまいりました。
ヤマハミュージックアカデミーで教えた生徒(現在ヤマハシステム講師)のエレクトーン演奏も加え、華やかで楽しいコンサートになり、
みんなで10周年を祝うことができました。
私は最後にサプライズで「この道」を歌い、
コンサート後、ホテルでお祝いのパーティーを開きました。
発表会も5回目を迎えました。
第1部はオープニングに私のピアノソロ
「ポロネーズ第1番」(ショパン)と
「愛の夢第3番」(リスト)に始まり、
引き続き門下生のピアノソロ
第2部は恩師の井形景紀先生をお迎えして、ドイツリートを10曲程
歌っていただきました。
本番は緊張しましたが、先生の歌声を聴きながら、共に音楽をすることが出来、かけがえのない思い出となりました。
録音したテープは私の宝物となりました。
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